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電力調査で働く人

シンプルだけど奥が深い
「オーダーメイド」の仕事。
これを極めることで、ONLY ONEを目指したい。

本社/執行役員
下田 良樹
1991年度入社

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下田 良樹です。

樹木も人間も、ひとつの型には収まらない。

そこにこの仕事の難しさと面白さがある。
地権者に了解をいただいて、電線の障害になりうる樹木を伐採する。
電力調査の仕事とは、決して複雑なものではありません。
一連の仕事の流れや基本的な知識などは、1年も実務経験を積んでいけばしっかりと身に付けることができるでしょう。
しかし決して一つのパターンに収まることがないのも、この仕事なのです。
例えば伐採の対象となる樹木に目を向けた場合。
もちろん木の種類によって、成長速度は異なります。
枝の伸び方や葉の繁り方も違います。
同じ種類の木であっても、生えている場所の土質や日照時間などの環境によって、やはり成長のパターンを断定することはできません。
地権者との交渉はさらに複雑です。
それぞれの方によって、土地の使い方や思い入れの度合いは全く違います。
樹木そのものにこだわりをお持ちの方もいらっしゃいます。
これら複雑に絡んだ糸を解きほぐしてご理解をいただくためには、ただマニュアルに沿った対話を行うような対応ではとても足りません。
実際に自分で問題に直面し、解決策を見出していく。
その「実地経験」なくして、電力調査の業務スキルは向上しないのです。
ただ知識やノウハウを蓄積するだけではない「人間的な成長」が、仕事のクオリティに直結していくんですね。

「日常業務」のクオリティ向上で、
「絶対的な存在」を目指していく。

自分が手がけたことに対するリアクションは、とても分かりやすいものです。
うっそうとした山の緑が切り開かれ、木々の間から青空の日差しが地面を照らすようになる瞬間。
それはやはり、非常に気持ちの良いものです。
なかなか話の通じなかった地権者さんが、何度も訪れているうちに次第に表情が柔らかくなり、最終的には気持ちよくOKをくださって、ねぎらいの言葉まで掛けていただく。
仕事が前に進んだときにはいつも、達成感がある。
ここが当社の仕事の、一番大きな魅力です。
その業務の専門性・特殊性から、電力調査には明確な競合企業というものは存在していません。
しかし業界No.1というポジションに甘えることなく、さらに業務のクオリティを追求し「絶対的存在」としての立場を築き上げていくこと。
ここが当社の将来展開を決める、分水嶺となるでしょうね。
そのためにも日々の業務ひとつひとつのプロセスをもう一度見直し、ブラッシュアップし続けていくことが大切だと感じます。
仕事に携わっている間は、わずかな時間でも無駄にはできない。
そうした意識をしっかりと持って、業務に向き合っていきたいですね。

キャリアステップ

1992年
三次営業所に入社
2011年
本社に異動
2014年
広島営業所に異動
2018年
山口営業所に異動
2020年
本社に異動

メッセージ

「会社が安定している」ことの裏返しとも言えるのですが、現在当社では構成メンバーの高齢化がやや問題となりつつあります。
若い世代の方々にはぜひ当社へ入社していただいて、これからの電力調査を牽引する存在として成長を目指していって欲しいですね。
私としてもできる限り、若いメンバーに「仕事を任せる」ように気を使っています。

オフの楽しみ

スキーに野球にと、若い頃はスポーツマンで鳴らした。
ただ「スキーでも昔は平気で滑れていた斜面が、今は怖くなってますねぇ…」とのこと。